みんなの借金体験談

借金完済計画に大切な6か条

借金完済に向けてまずはどんなことを整えていったらいいのでしょう。返済中の人も「がんばっているんだけれど‥。」なんだかモチベーションが下がるばかり。そんな風に滅入っている人もいるかもしれません。

彼の有名な孫武が書いた兵法書『孫子』の一節、「彼を知り、己を知れば百戦危うからず」(かをしりおのれをしればひゃくせんあやうからず)。つまり、相手のこと、己のことをよく分かっていれば、戦いに大きく負けることはないという意味です。

借金完済は簡単なことではありません。何桁かある数字をゼロにするのですから。やみくもに返済していくのではなく、まずは、しっかり敵(借金)ついて知り、また自分の性格や生活を見つめなおし、土台を固めましょう。何事においてもそうですが土台を固めて取り組めば、不安になることもないし、軌道修正もしやすいのです。

今の借金やばくない?(返済シミュレーション)

まず、第一に取り組まなければならないこと、それは敵(借金)について知ることです。自分がいくら返済しなければならないのか、毎月どのぐらいのお金を返済していかなければならないのか、返済に何年かかるのか、現実に向き合いその事実を把握する必要があります。

色々調べた中で一番わかりやすかったのが、借金返済からの脱出の『借金返済シミュレーション』。これを使ってまずは見通しをつけてみましょう。

例えば、

A銀行
借入金額:100万円
借入金利:14.6%
月返済額:2万円
B消費者金融
借入金額:200万円
借入金利:15%
月返済額:3万円

という借金があったとします。これらの情報を『借金返済シミュレーション』に入力すると、次のようなことが分かりました。

 借入金額借入金利
(年率%)
月返済額返済期間利息借金返済総額
A銀行100万14.6%2万6年6ヶ月55万160155万160
B消費者
金融
200万15%3万12年1ヶ月232万6,887432万6,887
合計300万5万287万7,047587万7,047
    • ・実際に借りた金額と利息が同じくらいあるの?

    • ・実際に借りたお金の倍返さないといけないんだね・・。

実際に借りていたものだけを返済するのではない、つまり利息分が明らかになることで、借金の総額が現実化しました。頭ではなんとなく分かっていたことでも、こうやって視覚で見るとクリアになります。また、この結果を受けて「返済額をあと3,000円増やしてみようかな」などできる限りの調整を行うことも必要です。

毎月借金返済額を記入して管理

借金の全体像も見えてきたところで、必ず毎月しなければならないこと。それは、どれだけ借金を返して、どれだけ残高が減ってきているのかというのを入力・確認することです。そうすることで、少しでも前へ進んでいることを実感できるからです。また、くじけそうになったときのモチベーションにもなります。手間に思うかもしれませんが、忘れずに続けましょう。そして、頑張っている自分を声に出してほめてあげましょう。

まとめ方は、エクセルで簡単に『借金返済表』を作って、書き込むだけでOK!エクセル表に自動計算を組みこんでおけば、さらに楽ちん、エクセルが自動的に計算してくれます。

もちろん、余裕がある人は、家計簿アプリなどを使って生活全体の収支を把握するのもいいでしょう。無駄なお金や必要なお金が明らかになってきます。

ただ、やはり借金を返すのだけでもハードなことなのに、そこまでやってしまうと続かない人がほとんどだと思います。無理をせず、自分の借金がどう減ってきているのか、明日に希望がもてるように、いくら払って残りがいくらなのかを毎月支払い時に記録をつける癖をつけましょう。

見直せる固定費はありませんか

返済シミュレーションによって、具体的に返済額がクリアになった後は、己を知ること、つまり、生活の見直しです。特に家賃や通信費(固定費)は、毎月必ず払わなければならないので、それが安いに越したことはありません。またそれらは、一度見直して修正すれば、食費、交際費(変動費)とは違って生活上のストレスが小さく、大きく節約できるのも特徴です。

見直せる具体例をあげると‥。

・家賃がもっと安いところへ引っ越せないか
・スマホなど通信費は、かかりすぎていないか
・保険費用は高すぎないか
・カードは、年会費がかかるものはないか
・車は必要か
・無駄にかかっている電気、水道、ガスはないか
・通勤のための交通費は削れないか

思わぬところでお金がかかっていたということは、よくあることです。自分の身の回りを軽くするいいチャンスかもしれません。

ひとにぎりの積み立て貯金

また、そのようなお金から少しでも浮いたお金は、借金返済にあてるのではなく、貯金にあてましょう。借金がなくても、小さな貯金(予備のお金)があるだけで、ちょっと食べすぎたことを後悔しなくて済みます。そんな小さな余裕が長い借金生活を続けるコツでもあります。これは夫婦のやりくり事情から「なるほど」と思ったことでもあります。

どうしてもゆずれないものを1つ選ぶ

毎日の小さな楽しみ、習慣にしていること、みなさんはありますか。どうしてもこれを食べなきゃ一日が始まった気がしない。これだけは譲れないというものもあるかもしれません。それを我慢したがために、イライラ、心のバランスを崩し体調も悪くなったのでは元も子もありません。

ただ、その小さな楽しみは、1つだけにしましょう。例えば、たばことコーヒーというのならば、量を減らしましょう。1+1=2にしてしまうのではなく、0.5+0.5=1にして、抑えているけれど、大切にしていることは守りましょう。

また例えば、コーヒーは、家で淹れて会社へ持って行ってもいいですし、たばこは、電子タバコに変えれば長期的に見てプラスに、健康にだっていいことになります。

そういった譲れない毎日の習慣として、このような体験談がありました。

毎日、自販機でジュースやコーヒー飲み物を買っていたけれど、お小遣いが下がったのを機にそれらをやめ、毎日家から麦茶を持参するようになり、なんと月に5,000円もプラスになったという男性がいました。男性の方は、自販機で一服。そうやってリセットをしている方が多いように思います。当たり前になっている習慣もしれません。もちろん、人によって譲れないものは違います。でも、5,000円もプラスになると思うと、ちょっと考えてしまいますね。

がんばったご褒美は、大きくなくてもいいはずです。ささやかだからこそ身に染みるものです。

お金ではなく、頭を使う

料理だってそうです。ワインがなければお酒で代用。ファッションだって、黒いトップスがなければ、紺やグレーで代用できます。代用したことによってそっちのほうがよかったなんてこともよくあります。

昨日、偶然見たメンタリストDaiGoさんも言っていました。「制限があるからこそ、いい発想が生まれる」。多くの人が時間がない、いいものがない、ないことをマイナスとして捉えがちだけれど、実は、そこにはチャンスがあるのです。すべてをマイナスとして捉えるのでなく、何か新しいものを得られるチャンスとして捉えれば、どんなに辛くても切り抜けられるかもしれません。お金を使わず、あるものを代用するという習慣を身に付けて、ピンチをチャンスに変えましょう。

まとめ


このように借金完済に向けて準備をし、着実に返済していきましょう。しかし、土台を固めようとしたけれど、自分の借金のすごさに気づいて身動きがとれなくなってしまった方もいるかもしれません。でも、そんなときは、専門家に相談すればいいのです。道はあります。

自分を追い詰めずできるところから手をつけていきましょう。いっぽ、いっぽ。

【すきなことはやめない!】それでもわたしは借金300万円を返しました。